WEB開発入門、データベースとは何か? – 概要と、おすすめの学習方法

データベースのイメージ画像 技術コラム

WEBサイトを開発する際は、予めデータベース (DB) を学習しておく事で、更に実用的な機能を盛り込める様になります。自身の開発力・可能性を広げる為に、ぜひデータベースの学習を進めましょう。

データベースとは何か? – 概要

データベースとは

蓄積されたデータの集まりです。必要に応じて、特定のデータを検索して引き出したり、修正・削除出来ます。

データベースの要点

・特定のデータを高速に見つけられる。(インデックス)

・バックアップや、環境の移行が楽。(エクスポート、インポート)

・設計次第で、関連情報を一括管理可能。(リレーション)

・特定のデータを高速に見つけられる。(インデックス)

通常、何千万件ものデータが蓄積されると、必要なデータを見つけるだけでも膨大な時間が掛かってしまいます。データベースを用いると、index (インデックス) により、より高速にデータへアクセス出来ます。インデックスとは、本の目次から該当するページ数を見つけ、一気にその地点へワープするイメージです。全件を総当たりで検索しないで済むので、高速というわけです。

・バックアップや、環境の移行が楽。(エクスポート、インポート)

データベースに蓄積されたデータを、export (エクスポート) する事で、内容をまるごとバックアップ出来ます。また、エクスポートしたデータを、import (インポート) する事で、データベースの内容を簡単に復元出来ます。これにより、別環境へ新たに引っ越しする際(内容をコピーして新設)も手軽な作業で実現可能です。

・設計次第で、関連情報を一括管理可能。(リレーション)

データベースは、どのようにデータを蓄積させていくか、構造設計を自分で行う必要があります。例えば、会員登録制のショッピングサイトで、お客さんの情報と、それぞれの購買情報を管理したいとします。構造の設計例としては、以下の様になります。

会員情報を管理する構造(テーブル構造と呼ばれます。)

会員番号名前年齢性別
1たなか22男性
2すずき20女性
3かとう30男性
4さとう25女性

購買情報を管理するテーブル構造

会員番号商品名
1商品A
1商品B
3商品B
4商品A

上記の様な構造設計であれば、会員と購買履歴がいくら増えたとしても、データを正しく管理出来ます。会員番号で情報が紐づいており、これをリレーションを組むと表現します。

また、今後商品が沢山増える事を想定し、商品名も商品番号で管理されたリレーションを組む必要がありそうですね。データベースの設計は、このような考え方で行います。

以下の例では設計を改良し、商品情報を商品番号でリレーションを組む設計に変化させています。

購買情報を管理するテーブル構造(商品番号でリレーション)

会員番号商品番号
11
12
32
41

商品情報を管理するテーブル構造(商品番号でリレーション)

商品番号商品名値段概要説明
1商品A500売れ筋商品
2商品B1000高品質

データベース – おすすめの学習方法

データベースには様々な種類がありますが、まずは実際に開発の現場で広く使われている、「MySQL」を学習される事をおすすめ致します。

MySQLは無料で利用出来ます。自身のオリジナルサービスを開発可能になるだけでなく、就職した際にも実務に生かせます。また、MySQLと合わせて「Linux」を同時に学習する事で、実務レベルの開発力を一気に身に着ける事が出来ます。

※ この記事では、データベースとは何なのか概要を理解する所が最大の目的ですので、具体的なコマンド等については割愛させて頂きます。効率的に学習を進める為に必要な流れを、まずは掴んで頂けましたら幸いです。

学習の流れ – データベース (MySQL)

・Linuxを準備しましょう。

・Linuxに、MySQLをインストールします。

・MySQLを弄ってみましょう。

1. Linuxを準備しましょう。

Linuxがよくわからない方は、以下の記事で「Linuxとは何なのか」解説しておりますので、是非ご参考下さい。

2. Linuxに、MySQLをインストールします。

・CentOS 7 の場合、こちらが大変参考になりました。

・Cent OS 8 の場合、こちらが大変参考になりました。

3. MySQLを弄ってみましょう。

MySQLは、Linuxと同様にコマンドで操作して行きます。具体的な文法に関しては、MySQLの使い方を分かり易く解説されているDBOnlineさんへのリンクを元に補足させて頂きます。

CREATE DATABASE文を使って、まずはデータベースを準備します。

CREATE TABLE文を使って、テーブルを新規作成してみましょう。

INSERT文を使って、テーブルに新規レコードを挿入しましょう。(レコードとは、テーブルの構造に基づいた、データの集まりです。)

・最後に、SELECT文を使って、先程挿入したレコードを検索して参照してみましょう。

※ データの更新はUPDATE文で行い、データの削除はDELETE文で行います。

まとめ – データベースとは何か?

データを蓄積し、必要に応じて、特定のデータを検索して引き出したり、修正・削除出来る。

・大量のデータを効率的に管理でき、バックアップ・復元出来る。

・データベース設計を更に学んで行く事で、より複雑な情報を管理可能になる。

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